先輩スタッフの声

災害や事故の処理はどうなっているのか?
高まる現場への興味から、鑑定人の道を選びました。
浅野 俊貴(2011年入社、中途採用)

優しい目線も大切にしつつ被害の回復をお手伝い

地震や事故などの現場をテレビだけでなく、実際に目の当たりにすることもあると、あの処理はいったいどうなるのだろう?そこでどんな人が活躍しているのだろう?というボンヤリとした興味がありました。その現場への興味から保険の仕組みにも興味を持つようになり、若葉総合鑑定に転職するきっかけとなりました。
この仕事は、当事者にとって財産にかかわるとても重大な事態を解決に導く作業です。当事者にとっては不幸にも被害が起きてしまったわけで、それを少しでも早く解決して満足していただくには、公平性や透明性など納得できる情報の提供がかかせません。
そのためには優しさとシビアな目線の両方が求められますが、私はどちらかというと優しい目線に立って仕事をするタイプだと自覚しています。被害に遭ってしまった人と直接お話をしていくうえで優しいだけでは仕事にならない部分はあるのですが、何とか力になりたいという思いは自分らしさかなとも思います。

大切にしているのは、コミュニケーション

大切にしているのは、コミュニケーションです。人と接するうえでしっかりとお話を聞いてこちらからも丁寧に説明するということは、特に保険がかかわるような事故が起きた際には重要なことです。納得できる内容の話であっても、コミュニケーションが不足して話がこじれてしまっては意味がないので、この仕事をするようになってから一層その大切さを実感しています。
若葉総合鑑定という会社については、保険の鑑定というお金にかかわる仕事をしている割には和やかな雰囲気があると思います。理屈よりも雰囲気という感じで、この雰囲気があるおかげでわからないことを詳しい人に聞きやすいムードにもつながっています。
日々あちこちの現場に行くので、ジッとしているよりも外を出歩くのが好きという人に向いている職業です。しかも、仕事で社会のさまざまな方々と出会います。これまで知らなかった業種の会社や世の中の仕組みに触れることができるのも、この仕事の面白さだと思います。

鑑定人になってこの道10年以上、
これからも被害に遭った方々のために飛び回ります。
第十 直樹(2005年入社、第二新卒採用)

被害に遭った方から感謝された大切な思い出

学生時代は法学部で法律を学んでいたのですが、その中でもとりわけ興味があったのは保険法でした。保険法への興味は保険全体の興味へとなり、新卒で就職した会社から若葉総合鑑定に転職をしました。振り返ればアッという間ですが、すでにこの道10年以上のキャリアとなりました。
さすがに10年以上やっていると、この仕事の本質や面白さもわかってきたように思います。熊本の地震では大きな被害が出た際にはその現地で被害調査をする仕事を任され、とても貴重な経験ができました。「遠いところありがとう」と現地の方々に言ってもらえたことは、今も大切な思い出になっています。鑑定人になって良かったと思えるのは、まさにこういう時です。
熊本での経験だけでなく、北海道で雪の被害を鑑定するために現地に滞在したこともあります。出張好きと言いますか、遠方に行って仕事をすることが好きなので、この仕事を好きになれる部分のひとつです。

物事に対して常に「なぜ?」と関心と疑問を持つ大切さ

鑑定人としてのキャリアアップは知識や経験の積み重ねですが、それともうひとつ各方面の専門家との人脈も大きな意味を持ちます。自分だけで世の中のことをすべて知り尽くしているわけではないので、わからないことを聞けるその道のプロがいるのは大いに力になります。それが自分自身の引き出しの多さになっていくので、これもキャリアアップの一環として人脈づくりをしていくべきだと思います。
日常的に新しいこと、見たことないような世界とかかわる仕事です。あらゆるものに対して「これって何でこうなっている?」「この話の根拠は?」という関心と疑問を常に持つようにすることがキャリアアップにつながっていきます。何事にも興味を持って、わからないことは調べたり知っている人に聞いたりすることができる人は、優秀な鑑定人になる資質十分だと思いますよ。

鑑定人が過ごす一日の大まかな流れ

若葉総合鑑定で活躍する鑑定人の多くは外を飛び回ってさまざまな現場で仕事をしています。
そのため共通している部分が多く、鑑定人に共通する「ある一日の流れ」をご紹介します。

9:00 出社
メールチェック、今日の業務を整理・確認
10:00 事故が起きた現場に出向いて現地調査、当事者との折衝
(新人は先輩に同行して現場を経験します)
12:00 昼休み
(会社に戻ることなく外で昼食の場合がほとんどです)
13:00 事故が起きた現場に出向いて現地調査、当事者との折衝
16:00 帰社
現地調査の結果から鑑定書の作成
18:00 今日の業務振り返り 翌日の業務を整理・確認 これらの業務が終わり次第、退社

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